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歌番20
わびぬれば今はたおなじ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ
かなわびぬればいまはたおなじなにはなるみをつくしてもあはむとぞおもふ
出展後撰和歌集
部立
決まり字2字
歌人名元良親王(もとよししんのう)
正式歌人名
生年890年
没年943年
身分親王
性別
あなたにお逢いできなくて) このように思いわびて暮らしていると、今はもう身を捨てたのと同じことです。いっそのこと、あの難波のみおつくしのように、この身を捨ててもお会いしたいと思っています。
形態素
形態素品詞
わび動詞-非自立可能
ぬれ助動詞
助詞-接続助詞
 
名詞-普通名詞-副詞可能
はた副詞
おなじ形容詞-一般
 
難波名詞-固有名詞-地名-一般
なる助動詞
名詞-普通名詞-一般
助詞-格助詞
つくし動詞-非自立可能
助詞-接続助詞
助詞-係助詞
 
逢は動詞-一般
助動詞
助詞-格助詞
助詞-係助詞
思ふ動詞-一般