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歌番98
風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける
かなかぜそよぐならのをがはのゆふぐれはみそぎぞなつのしるしなりける
出展新勅撰和歌集
部立
決まり字3字
歌人名従二位家隆(じゅうにいいえたか)
正式歌人名藤原家隆
生年1158年
没年1237年
身分貴族(男)
性別
風がそよそよと楢(なら)の葉を吹きわたるこのならの小川の夕方は、(もうすっかりと秋のような気配だが) 川辺の禊祓(みそぎはらい)を見ると、まだ夏であるのだなぁ。
形態素
形態素品詞
名詞-普通名詞-一般
そよぐ動詞-一般
 
なら名詞-固有名詞-地名-一般
助詞-格助詞
小川名詞-普通名詞-一般
助詞-格助詞
 
夕暮れ名詞-普通名詞-一般
助詞-係助詞
 
みそぎ名詞-普通名詞-サ変可能
助詞-係助詞
名詞-普通名詞-副詞可能
助詞-格助詞
 
しるし名詞-普通名詞-一般
なり助動詞
ける助動詞